旅人とわんこの日々 タイトル

旅人とワンコの日々
世田谷編 2006年(3/12)

世田谷(砧公園)での犬との生活をつづった写真日記です。

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6、もう3歳(2006年3月12日)

砧公園の梅林とわんこ チワワの写真
砧公園の梅林とわんこ

1月に大雪が降ったが、その後も気温の低い日が続いた。今年の冬はなんだか寒い。いつになったら春になるんだと、春の訪れを遠く感じていたが、3月になってようやく春らしい暖かさを感じる日が増えてきた。

春の訪れをいち早く届けてくれる梅の開花も、例年よりも遅く、ようやく3月になって見ごろを迎えた。

今日はチワワのポーちゃんが来ていたので、チャーミーと一緒に梅の花を見に砧公園へ出かけてみた。

チワワのポーちゃんは3月生まれなので、あっという間に3歳になる。もう立派な成犬ということになるのだけど・・・、チャーミーと比べるとあまりにも小さいし、たまにしか会わないしと、あまり成犬といった感じがしない。

それに、以前よりは落ち着きが出てきたようにも感じるが、チャーミーと比べると落ち着きがない。それを含めて、まだまだ子犬。といったように感じてしまう。

砧公園梅林で ビアデッド・コリーとチワワの写真

今日も公園に連れていくと、周囲の様子が気になるようで、絶えずキョロキョロと辺りの様子をうかがってばかり。慣れない場所だとか、慣れない人に連れられているのもあるかもしれないが、本当に落ち着きがない。

これはこの犬の性格なのだろうか。それともチワワの特性なのだろうか。そのへんのところはよくわからないが、もう少し落ち着いた感じだと、小さくて飼いやすいのにな・・・と思ってしまう。

7、ゴミ捨て場の恐怖(2006年3月下旬)

引っ越しのイメージ(*イラスト:そろもんさん)

(*イラスト:そろもんさん)

年度末の3月下旬になった。年度末といえば人の移動が多い。東京の場合は人の出入りが激しいので、近所にある社宅アパートなどでも、ちょくちょく引越しのトラックが停まって荷物の出し入れを行っている。

引越しや人の移動が多いということは、家庭ゴミが多いのもこの時期の特徴になる。犬の散歩をしていると、道路隅のゴミ捨て場に置かれたゴミに自然と目がいくもので、ここはゴミが普段より多いから引越しする人がいるのかな・・・などと、歩きながら思ったりするものである。

特に本や雑誌、古着などの資源ごみが多いと、ゴミを出した住民は学生から社会人へ生活環境が変わるのだろうか、それとも引越しをするのだろうかと、色々と想像してしまう。

ゴミ捨て場のイメージ(*イラスト:acworksさん)

(*イラスト:acworksさん)

ゴミといえば、困るのがカラス。砧公園などの緑が多い公園は、レクリエーションや犬の散歩に最適ではあるが、カラスの巣になってしまうといったデメリットもある。

カラスの好物は人間の出したゴミ。公園周辺では、燃えるゴミの日になると、「いいゴミはないか・・・」「あされそうなゴミはないか・・・」と、カラスたちが電信柱の上などで物色している。

散歩の途中、チャーミーとともにゴミをあさろうとしているカラスを追っ払うことも時々あるが、カラスも慣れたもので、通り過ぎた後に振り返ると、もう戻っていたりすることもある。ずっとゴミ捨て場に張り付いているわけにもいかないので、気休めにしかなっていない。

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で、今日の散歩ではそのゴミ捨て場で事件が起きた。散歩コースの途中にあるゴミ捨て場なのだが、いつもと同じように通り過ぎようとしたとき、チャーミーの歩みが止まり、普段は大人しいチャーミーが低い姿勢になり、尋常ではない吠え方をした。

怖がって吠える犬のイメージ(*イラスト:コボネさん)

(*イラスト:コボネさん)

いったい何事だ。他の犬や、野良猫を見てもこういった吠え方はしない。カラスにしては大袈裟だ・・・。ゴミの方を見ると、何かがこっちを見ている。「なっ、なっ、なんなんだ。あれは・・・。」私も一瞬固まり、声を上げそうになった。

なんとそこにあったのは、鹿の首。よくお金持ちの家なんかに壁にかかっている剥製になったやつだ。

それが紙袋に入れられているのだが、完全に入りきらなく、袋の上から首だけのぞいているから怖い。いや、怖いというものではない。不意を突かれたので、恐怖そのもの。ホラーというやつだ。

鹿の剥製のイメージ(*イラスト:acworksさん)

(*イラスト:acworksさん)

通りがかっただけだからまだいいが、もし自分がここに寝ぼけながらゴミを捨てに来ていたらと思うと、ぞっとする。きっと腰を抜かしていたに違いない。

まったく、こんな状態で鹿の首を捨てるなと言いたい。そもそもこんな悪趣味なものを部屋に飾るな。心臓をバクバクさせながら思うのだった。

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犬との散歩は、飼い主と犬との共同作業になる。お互いの存在を感じながら一緒に歩くことで、同じ時間を共有でき、同じ景色を見ることができ、同じ場面を体験でき、お互いの信頼や絆も強くなる。犬を飼ううえで、散歩は一番大事な作業であると言える。

よく犬は飼い主に似るというが、散歩中の飼い主の態度から社交性などを学んでいたりと、散歩の中の行動も大きく影響していると思う。

実際、しばらくはチャーミーも私もゴミ収集の日にそのゴミ捨て場の横を通るときは、また変なものが置いていないだろうか・・・と、同じように警戒する視線をそのゴミ捨て場に送っていた。

ゴミ捨て場のイメージ(*イラスト:ニッキーさん)

(*イラスト:ニッキーさん)

やっぱり楽しいこと、怖いこと、そういったことは人間も犬も一緒で、一緒に行動していたら仕草も同じになってしまうようだ。

しかし・・・、今回の「恐怖!鹿の首の体験」はできるなら共有したくなかったな・・・。いや、一緒に驚いた出来事はいい思い出ってやつなのかな・・・。いずれにせよ、一人で体験するよりは、チャーミーと一緒で良かったと思うのだった。

8、桜の木の下(2006年3月下旬) 

砧公園の桜の写真
砧公園の桜(ファミリーパーク)

一気に気温が暖かくなり、梅が終わったと思ったらすぐに桜が咲き始めた。今年の3月はせわしなく感じる。

よく犬の散歩に訪れている砧公園は、桜の花見スポットとして東京ではよく知られた存在なので、開花時期になると万単位の花見客が訪れる。駐車場に長い列ができるのは当然として、用賀駅から公園まで続くいらか道を凄い数の花見客が歩いていて驚く。

実際、広々とした芝生の中に大きな桜の木がたくさんある様子は壮観で、その美しさは東京でも有名だ。何より広大な芝生エリアがあるので、朝早くから気合を入れて場所取りをしなくても、場所を選ばなければ昼前にふらっと訪れても花見ができる。

桜の木の下で 砧公園 ビアデッドコリーの写真
桜の木の下で

桜が多く植えられているのは西側のファミリーパークエリアになり、残念ながらここはペットの連れ込みは禁止となっている。

なので、砧公園らしい壮大な感じである桜の中を犬と一緒に散歩したり、大きな桜の木をバックに犬の写真を撮ろうと思ってもできなく、アスレチック広場などに少し咲いている桜で我慢するしかない。

何よりこの花見の時期は、公園内や公園周辺が花見客で混雑していて、犬を連れて歩きにくい。砧公園といえば桜なんだけど・・・、花見がてら犬の散歩に訪れるのはちょっと微妙で、人がいない早朝とか、夕方遅くに訪れるか、公園に近づかない方がよかったりする。それが砧公園近くに住む愛犬家の現実である。

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