旅人とわんこの日々 タイトル

旅人とわんこの日々
世田谷編 2003年(9/9)

ワンコのいる日常と旅についてつづった写真ブログです。

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15、チワワとの散歩(2003年10月)

砧公園で チワワの写真

秋が深まりつつある10月。妹がチワワを連れて来た。前回書きそびれてしまったが、このチワワの名前はポーちゃん。性別は女の子。推理小説が好きな人とか、ミステリーマニアな人が付けそうな名前ではあるが、特にそういった意図はなく、思い付きで付けたそうだ。

単純な一文字の名前だと呼びやすいような、呼びにくいような。可愛らしいような、軽い感じがするような・・・。慣れないのもあって、ちょっと違和感を感じてしまうが、自分のところの犬ではないので、どうこう言うのは大きなお世話というものだろう。

砧公園の花壇の前で チワワの写真

前回、ポーちゃんに会ったのが8月。あれから2カ月が経ち、ポーちゃんは生まれてから半年以上経ったことになる。

成長の早い時期なので、前回会った時よりも少し体が大きくなり、体幹もしっかりとしてきたように感じる。それとともに体毛も伸び、少し可愛いらしくなったと思う。

「大きくなったね~」「可愛いくなったね~」と、褒めるように撫でてあげるのだが、ちっともうれしそうにしてくれない・・・。というより、迷惑そう。

まだ会うのは2回目なので、ポーちゃんにしてみれば知らない人間に触られる少し嫌な感じ、いわゆる世間で言うセクハラってな感じなのかな・・・。というか、まさに触り魔的な親戚のおじさんといった状況ではないのか。これ。

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時間があるし、せっかくなので砧公園へ拉致、いや、散歩に連れ出してみることにした。

あのCMで人気のチワワとの散歩だ。ワクワク感と、幾分の優越感を感じながら散歩に連れ出したのだが、いつも連れているチャーミーとは大きさが違うので、歩くペースが違うのはもちろん、足元を注意しながら歩かないと、うっかり踏みつけてしまいそう。

小さい犬の方が大きい犬よりも飼うのが楽だとは思うが、あまりにも小さ過ぎるというのも色々と気を使って大変かもしれない。

土遊び チワワの写真

で、人の家の犬だし、たまげる値段だし・・・と、注意しながら歩き、公園に到着したのだが、着くなり草をかじったり、土の上で仰向けになってゴロゴロしたりと、一人で勝手に遊び始めてしまった。

チワワとの楽しい散歩を期待して公園にやってきたのだが、なんだかウサギを連れているような感じ・・・。チワワというのはこういった種類の犬なのだろうか。それともこの犬の性格なのだろうか。

どちらなのかよくわからないけど、どうもチワワという犬は私の頭の中でイメージする犬の像と乖離が大きい。なにか物足りない・・・というより、小さ過ぎて全てにおいて物足りないといった感じなのかもしれない。

16、ひっつき虫(2003年11月)

砧公園の紅葉の写真
秋の砧公園

毎年秋になると、散歩中に気を付けていることがある。それは犬を草の茂みに入らせないこと。

もちろん夏でも春でもあまり草むらに入らせたくはないが、特に秋から冬にかけてはひっつき虫が付くので、草むらと言わず、草が多い場所、道路脇の植え込みなどに犬が近づく時には注意している。

ひっつき虫といっても、ダニとかノミといった実際の昆虫ではなく、服などに引っ付く植物の種のこと。そんなの当たり前ではないかという人もいるかもしれないが、都会ではこの言い方を知らない人がけっこういたりする。

友人との会話でひっつき虫が通じない事実に、田舎で育った私はちょっとしたカルチャーショックを受けたものだ。

コセンダングサのイメージ(*イラスト:zassounekoさん)

(*イラスト:zassounekoさん)

話を戻すと、この厄介なひっつき虫と呼ばれる植物は、動物等の身体に引っ付くことで、遠くに種を移動させ、子孫を増やすといった生存戦略をとっている。

一番代表的というか、私が嫌いなのはコセンダングサ。黒いとげが綿帽子のようになっていて、触るとズボンや靴下、靴ひもにトゲがどっさりと付く。チマチマとしたトゲがたくさんつくと、取るのが大変。取りながら結構イライラしてくる。

短期間に爆発的に成長する草でもあるので、庭などに生える雑草としても厄介極まりない。

砧公園の紅葉の写真

この厄介な植物は人間の服だけではなく、犬の毛にも容赦なくくっついてくる。我が家の犬の場合は毛が長いし、体も大きいので、一度に付く量が多い。しかも長い毛に絡まるとなかなか取れなかったりする。

犬に「これは付いたら取るのが大変だから、気を付けてね。」と何度も注意するのだが、付いたところで痛くないので、全く気にしてくれない。

なので飼い主が細心の注意をするのだが、急におしっこをしたくなって道路の隅の草むらに入ってしまった時に付いてしまったり、気が付かない間に足についていたりする。

砧公園の紅葉の写真

引っ付くのはだいたい足とか、お腹、お尻付近。磁石に引っ付いた砂鉄のような感じでドサッと引っ付く。

引っ付いて特に困るのが、顔と尻尾。顔から突っ込むと顔や顎のあたりが酷いことになり、顔は形が複雑なので、付き方も複雑。おまけに我が家の犬は口の周りをいらわれるのが好きではないので、取るときに結構抵抗してきて、取り除くのにかなり苦労する。

尻尾の場合は、フリフリと揺らしながら歩いているので、網で採るようかのように大量に引っ付くことがある。大量に尻尾に付いた様子は見ていて痛々しいというか、くっつき虫の名の通り大量の虫が引っ付いているように見えるので、結構気持ち悪く感じる・・・。

17、親戚からの手紙(2003年12月)

手紙のイメージ(*イラスト:mia69さん)

(*イラスト:mia69さん)

年の瀬に一通の手紙が届いた。その手紙は、もう10年以上前になるが、我が家で飼っていたヨークシャーテリアを里親に出した親戚からのものだった。

手紙にはそのヨークシャーテリアが他界した旨が書かれていて、死ぬ少し前の写真が同封されていた。

えっ、あの犬はこの前まで生きていたんだ・・・と家族全員で思い出すように驚いた。近い親戚ではないので、近況のことはよく知らなく、てっきりもう死んでいるとばかり思っていた。

元の飼い主としては無責任な言い方だが、止む無く他に譲った犬のことをいつまでも気にしていてもしょうがないというもの。もう任せたのだから、忘れてしまうことも大事だと思う。

いったい何歳まで生きたんだ・・・と計算してみると、1984年8月に産まれたので、19年以上も生きたことになる。それにしても長く生きたものだ。よほど新しい環境があっていたに違いない。

もし我が家で飼い続けていたとしたら何歳まで生きただろうか。それは答えのない問いというもの。考えてもしょうがない。とはいえ・・・、19年という長さは、正直言って自信がない。

ヨークシャーテリアの写真

短い手紙だったが、その手紙は「犬を譲ってもらい、一緒に暮らせて幸せでした。」と締めくくられていた。それを読むと、うれしさが込み上げて涙がポロポロと出てきてしまった。

悲しい知らせになるのだが、我が家の都合で別の環境へ移った犬が、新天地で愛され、天寿を全うできたというのはうれしい。悲しさとうれしさが複雑に混ざった親戚からの手紙だった。

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