旅人とわんこの日々 タイトル

旅人とわんこの日々
世田谷編 2004年Page14

ワンコのいる日常と旅についてつづった写真ブログです。

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17、デジカメと紅葉(2004年12月1日)

砧公園の紅葉の写真
砧公園の紅葉

季節は晩秋。近所の砧公園の木々が色づき、園内の様子が美しくなった。公園に紅葉の写真でも撮りに行くか・・・。そうだ。たまにはワンコの写真を撮ってやろう。と、チャーミーを連れて砧公園を訪れた。

今日、公園に持参したのは父親が持っているコンパクトタイプのデジタルカメラ、いわゆるコンデジ。

世間ではデジカメがブームになっているが、何十万もする高額なものはともかく、一般的な価格のデジカメは、まだまだ画素数が少なく、フィルムに肩を並べるだけの画質ではない。なにより色彩というか、絵全体の不自然さも気になる。

デジカメの写真

なので、世間のブームを横目に、まだフィルムカメラをメインに使っているのだが、最近ではバイクツーリングの時にちょくちょくデジカメを借りていたりする。

ちゃんとした写真に残しておくほどでもないけど、一応記録として残しておきたい。例えば、ツーリングの最中に食べたものとか、訪れた場所の解説板とか、フィルムの写真でわざわざ撮るのをためらうようなものでも、デジカメだったらフィルム代がかからないので手軽に撮ることができる。

おまけに現像に出す手間がかからないし、保管するネガも増えないなど、画質は悪くても色々とメリットが多い。

でも、犬の写真の場合は、後にきちんと残しておきたい大事な写真になる。せっかく撮るなら画質のいいフィルムで・・・といった思いがあり、今まではフィルムのカメラで撮っていたが、今回初めて公園にデジカメを持参して、犬の写真を撮ってみた。

砧公園の紅葉とビアデッドコリーの写真
砧公園の紅葉とビアデッドコリーの写真
砧公園の紅葉とビアデッドコリーの写真

500万画素のコンデジということで、あまり画質の方は期待していなかったが、ブログなどに載せるサイズだと、少し色具合を修正してやる程度でフィルムとそう大差なく感じる。

それに犬の写真は現像してみたらブレていたり、ピントが合っていなかったりすることが多いけど、小さな液晶画面ながらその場ですぐ確認できるのが便利だ。

砧公園紅葉とビアデッドコリーの写真
何それ。カメラ・・・

なかなかいいと思ったのが、ファインダーを覗かなくていいので、地面すれすれから写真を撮りやすいこと。犬目線ってな写真を、服を汚さずに簡単に撮れてしまう。

一番便利だと感じたのは、後から撮影した日付や時間がすぐに分かること。無精な性格をしているので、写真を撮りっぱなしにしていることが多く、後から「これ、いつ撮ったけな・・・」と分からなくなることがよくある。それが画像を開いただけで、撮影日時と時間がわかるのは本当に便利だ。

砧公園の紅葉とビアデッドコリーの写真

その場で確認できる。現像代がかからない。写真を整理しやすい。ポケットに入るぐらいの大きさなので、散歩の邪魔にならない。と、犬の散歩にはデジカメの方がいいかもしれない。

とはいえ、色がたくさんある場面では、色が飽和していたり、実際に紙にプリントしてみるとのっぺりとした感じがしたりと、フィルムの写真に比べるとまだまだ不自然さも気になる。

一番の問題点は、使う人間のこだわりの部分になるだろうか。カクカクする液晶画面を見ながら写真を撮っていてもあまり楽しくない・・・。やっぱりファインダーを覗きながら写真を撮る方が楽しいし、気分も盛り上がる。まだまだフィルムのカメラは手放せない。

line

といった感じで、フィルムカメラ、デジタルカメラ、それぞれメリットデメリットがあるので、今日みたいに気分や状況によって使い分ければいい。

結論的にはそういうことになるのだが・・・。最近ではフィルムを使う人が少なくなったことで、フィルムの特売も、クリーニング屋やドラッグストアの安い同時プリントも、徐々に消えつつある。

同時プリントの写真

フィルムで写真を撮ることが、今までに比べると割高になってきたので、デジタルは好きじゃないと拒絶ばかりもしていられない・・・、といった現実とも向き合わなければならない。写真好きとしては便利になったようで、不便になったようでもあり、なんとも微妙な状況だ。

19、部屋への来客(2004年12月26日)

洋服の上のチワワの写真

年末に犬を連れて妹がやって来た。と言っても自転車でも行き来できる距離なので、本人はしょっちゅう来ている。

犬を置いて両親と買い物に出かけてしまったので、することがないチワワのポーちゃん(♀)が、他に誰もいないからしょうがないか・・・といった感じで、私の部屋にやって来た。

ただ、部屋には来たものの、膝の上にのるわけでもなく、遊ぶわけでもなく、私からちょっと離れた場所、私が脱ぎっぱなしにしていた服の上で落ち着いていた。

まだポーちゃんは時々しか会わない私には、心から気を許してはいない。初めて男の人の部屋に入った女の子といった感じで、ちょっと警戒心のある表情をしていたのが印象的だった。

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